久しぶりのエキストラに参加してきました。会場はいつもの奥州 えさし藤原の郷。
朝6時に集合、ロケベースに入っていくと鎧が並んでる、今日は兵士か。
早速着替え、衣装さんが着せ替え人形よろしく全部やってくれる。頭は烏帽子をかぶるだけでヅラは無し、顔のドーランも無しなので割りと身軽だ。
15人ほどの兵士エキストラのうち先に用意できた5人が「先遣隊」となって現場入り。でも早い出番は隊長2名(アクション系プロ役者)だけでよいことになったので、待機・・・ま エキストラのお決まりパターン。
次は後から来た兵士も含め全員で「武器運び」の行列行進。練習しているうちに、お、将軍と側近の俳優・・・GさんとSさんが。練習、リハーサル、本番、別カットでもう一度・・・という感じで順調に進行。
と、ここで「経験豊富だったり運動やっていたり運動神経に自信のある方4名!」という身辺警護隊募集の呼びかけが! 踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々! もちろん手を上げる。
将軍の近くに立っていて 命令を受けて前の人(俳優Iさん)を取り押さえにかかるも 跳ね飛ばされる、といういい役!
スローモーションで動きを練習・確認したり、助監督からは「ケガしそうになったら本番中でも『まった!』と言って止まってください、誰も怒りませんから」という重要指示まで飛ぶ中、通しでお芝居確認、あっちからのカット、こっちからのカット、とエキストラ陣も熱が入る。
前後してエキストラのTさんは 俳優Iさんの来訪を将軍に告げる大役を仰せつかり「息を弾ませて」「伝えたら顔を伏せて」等々演技指導とそしてまたいくつものカット・・・本当にくたくたになりながら熱演。
続くシーン「廊下を逃げるIさんを追う警護隊」のテスト本番・本番(どっちが使われるか分からない)では転ぶ演技を入れてみたけど・・・一番後ろだから写ってないだろなw
あとはまた外でみんなで走ったりしてるうちに早めのお昼。
再び、「体力自慢6名!」という召集。隊長に続いて全力疾走で追跡、という役。動きに自然なバラつきを持たせて、ということで 一番最後 少し間を空けて走ってみたけど、これまたカメラアングル的に写ってないだろなw
そして最後「町の警備2名!」という募集。これはばっちり写ったはず!
先に上がった兵士たちはこの時 町人に変身して再登場。一日で2役の衣装着るのも魅力的だけどね〜、今回は最後まで兵士でがんばりました!
今回は若い監督で エキストラにも直接役柄の説明をしてくれるなど親しみやすく、そして動き・出番も多くてエキストラ満喫の一日となりました。
さて すべて終わった頃、現場待機場所にはひとりの落伍兵が・・・!? そう今日一番の大役をこなしたエキストラTさん。
「足が立たなくなっちゃって」。えぇ!?
どうも繰り返しの熱演と腰周りぎっちり締められた帯の血行不良で(?)ひざを伸ばす力が入らなくなって 町人に変身どころでなくリタイヤしていたらしい。ロケベースまで現場の車に乗せてもらい、念のため奥様に迎えにきてもらい帰宅、おつかれさまでした。
それが昨日の話、今日は自分も全身がきしんでます・・・w